コーヒー事業ではコーヒーの商品作りを毎日作業として午後の時間に行っています。
13時~15時(休憩10分)
作業を通して「自分の得意不得意を知る」
「仕事場でのビジネスマナーやルールを学ぶ」
「苦手な作業をどう工夫したらできるのか考える力を養う」
「仕事を覚える練習や作業性の向上や作業をする体力・集中力を養う」
「他者と力を合わせて作業をする」
などを目的に訓練しています。
作業は職員の指示によって行います。(やりたい作業を選べるわけではありません)
しかし体調による作業の相談はお聞きしていますのでご安心ください。
作業はスモールステップで、できることを少しずつ増やしていきます。
最初は職員とペアになり行いますが、最終的には難しい焙煎機の操作なども1人で行えるように訓練していきます。
作業は大きく分けると
①ハンドピック(豆の選別)
豆の状態を確認し、不良豆をはじく作業です。
とても集中力がいる作業になります。
完璧を目指すのではなく、ちょうどいいころ合いまでで切り上げる練習にもなっています。
②焙煎
1人もしくは2人で作業をします。
焙煎機を操作し、豆を焙煎します。温度などの記録を取りながら操作をするので難易度がある作業です。
複雑な工程をこなす作業になるので、難しさはありますがやりがいもあり、とても実践的な作業になります。
2人で声を掛け合いながら作業をするので、コミュニケーション力も養えます。
1時間弱立ち仕事になるので、立ち仕事を目指す方にもおすすめの作業です。
③計量・シーラー
2人で作業をします。
袋を汚さないようにコーヒーの粉を袋に10g入れていき、封をする作業です。
計量は繊細な手先を使う作業になります。
シーラーは安定して同じ作業ができるのかを練習することができます。
どちらも感覚をつかむことが大事な作業です。
④シール貼り
シールを商品に貼り、完成させる作業です。
1人で行う作業で、手先を使う作業になります。
色々な工夫が出来る作業でもあるので、考えながら作業をする練習にもなります。
作業にはマニュアルや完成見本、作業チェックリストなどもあります。
職員も何度でも教えるので大丈夫です。
自分のペースで出来ることを増やすながら、自分の得意不得意を学び、就職に向けての訓練をしていきましょう。
完成した商品は板宿商店街の中にあるカフェアミコやバザーで販売しています。
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