こんにちは!
神戸市須磨区板宿で就労移行支援事業をしている「ぷろろーぐ」です。
精神障がいをお持ちの方が就労に向けて日々訓練しています。
8月26日の就労準備プログラムでは「SST」を行いました。
SSTはソーシャルスキルズトレーニングの略です。社会生活技能訓練とも言われます。
SSTは社会生活の中で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことです。
仕事をする上で大切な技能でもあります。
精神疾患や発達障害のあり/なしに関わらず、就労支援事業所や病院などで広く取り入れられている技法です。
練習したい場面をロールプレイで演じて、参加者から良かったところ/さらに良くなるところを教えてもらいます。そしてその練習した内容を今後の実生活の中で活かしていくプログラムになります。
ぷろろーぐのSSTでは「仕事」「家族」「生活」面での対人関係を主にテーマとして練習しています。
今回のSSTでは「あいさつについて」というテーマで行いました。
今回は実習に行かれる方や新たな環境に参加するという方もいたので、職員から提案してテーマとして取り組みました。
人間生活するうえで大事なことですよね。
今回はまず「会社でのあいさつとは」「良いあいさつとは」をみんなで考えました。
そして「あいさつでの困りごと」について話し合いました。
「他の人と話している人にあいさつするときどうしたらいいか」
「苦手な人にあいさつするのが困る」などの意見が出ました。
そしてその困る場面「他の人と話している人にあいさつするとき」のロールプレイをして、良いところを褒めあいました。
ロールプレイでは雑談をしている人に話しかける時の練習をしたのですが、
「あいさつならタイミング関係ないんじゃないか」と職員は感じました。
しかし「けど話の内容が深刻なら、あいさつでも話しかけたらダメな場合もあるかも」と利用者からの意見がありました。(良い意見!)
そこから「話しかけにくい雰囲気の時のあいさつに気を付けることは何だろう」と考え、「まずは気づいてもらう!気づいてもらったら先にあいさつする。」と今回のSSTでまとまりました。
参加者が変われば違う意見が出るのがSSTなどのグループワークの醍醐味ですよね!
今回のSSTもいろんな意見がでて、職員も参考になりました。
SSTは月1回行っています。また来月報告します!
ちなみに今回のSSTは北岡祐子さんの著書「仕事だいじょうぶの本ー職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK」を参考にして行いました。
職場で困りそうなことがまとめてあるので、おすすめです!
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就労移行支援・就労定着支援事業所ぷろろーぐ
ぷろろーぐでは精神障がいの方の就労のサポートをしています。
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電話番号 078-797-5078
住所:神戸市須磨区飛松2-5-14
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