こんにちは!
神戸市須磨区板宿で就労移行支援事業をしている「ぷろろーぐ」です。
精神障がいをお持ちの方が就労に向けて日々訓練しています。
2月17日に「心理教育プログラム」を行いました。
心理教育は病院やデイケアなどで行われるプログラムです。
病気についての勉強や、症状についての理解、対処などを学ぶプログラムです。
自身で病気の事に付いて勉強することで、治療に前向きになる効果があります。
今回は「具体的な悩み事を解消する考え方」をテーマに行いました。
今回は樺沢 紫苑著「精神科医が教える ストレスフリー超大全
―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト」の内容を引用、参考にして行いました。
本の中からみんなが共通して悩み事としてありそうな「人と比べてしまう」「人から嫌われたくない」「緊張しやすい」をテーマにしました。
みなさんから特に共感があったのは、「周りと比べてしまい、焦りを覚えること」でした。
就労移行支援事業所では2年間の中で「就職のご縁が早いタイミングで来る人」や「入った時期が違う事」から、一緒に活動していた人が就職するということは必ずあります。
そしてそのタイミングで誰もが焦り、自分の就職活動や訓練がうまくいっていない気分に陥ります。
本書では不安に思うことは当然の感情であることや、過去の自分と比べることで自分の今を肯定する、うまくいっているように見える人をリスペクトして観察するなど解決策がかかれていました。
就職のタイミングのご縁があるタイミングは人それぞれですが、就労移行に通う前よりできるようになったことは皆さんあると思います。
あの人は就職してるのに私はだめだ・・・ではなく、
「昔より体力がついたな」「前より人と話すのが好きになってきた」や
「あの人が就職できたのはどんなところが良かったんだろう」「面接はどんな感じだったのか聞いてみよう」など過去の自分と比べ、リスペクトのまなざしで人を見るように考え方を変えましょう。
こうした考え方の切り替えやストレスに耐えるのも就労移行の訓練ならではだと思います。
来月も心理教育プログラムの報告させていただきます。
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就労移行支援・就労定着支援事業所ぷろろーぐ
ぷろろーぐでは精神障がいの方の就労のサポートをしています。
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お問い合わせは電話、ホームページの問い合わせフォームからお問い合わせください。
電話番号 078-797-5078
住所:神戸市須磨区飛松2-5-14
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