2022/07/19

2022年7月SST【ぷろろーぐ活動報告】

こんにちは!

神戸市須磨区板宿就労移行支援事業をしている「ぷろろーぐ」です。

精神障がいをお持ちの方が就労に向けて日々訓練しています。

 

7月15日の就労準備プログラムでは「SST」を行いました。

SSTはソーシャルスキルズトレーニングの略です。社会生活技能訓練とも言われます。

SST社会生活の中で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことです。

仕事をする上で大切な技能でもあります。


練習したい場面をロールプレイで演じて、参加者から良かったところ/さらに良くなるところを教えてもらいます。そしてその練習した内容を今後の実生活の中で活かしていくプログラムになります。

 

ぷろろーぐのSSTでは「仕事」「家族」「生活」面での対人関係を主にテーマとして練習しています。

「上司にもう一度仕事のやり方を教えてほしいと伝える」

「家族に電気をつけっぱなしにしないでほしいと伝える」

「病院の予約の電話をする」

「友人からの遊びの誘いを断る」など

練習後にすぐに実生活で使えそうなテーマで行っています。

(基本的に利用者の方のニーズからテーマを決めています。)

 

今回のSSTでは「作業でわからないことを聞く」というテーマで行いました。

「新しく教えてもらう作業でわからない事があったときにちゃんと聞けるか不安」という声があり、テーマとして取り組みました。

実習や今後の就職先で必ず必要な力ですよね。

 

今回はまず「どんな作業でわからないことを聞く場面」があったのかを話し合いました。

そしてその時どんなことがわからなかった」のかを考えました。

なかなか「自分がわからなかったこと」を考えるのは、気持ち的にしんどいことですし、自分ではわからないことも多いと思います。


しかし自分で振り返る事がとても大事になります。今回自分で振り返り、自分の「わからなくなるパターン」を考えました!

「わからなくなるパターン」がわかれば、訓練で克服する、対策を考えれる、どうしても難しい場合は配慮事項として会社に伝えるなど色々な対応することができます。

これは職員や周りの方が「わからなくなるパターン」など苦手なことを見つけて、伝えることももちろんできますが、自分自身で振り返り見つけることが大事です。

自分で見つけることで、より自分自身の問題として改善しようと思えるはずです。

そして自分で振り返る癖がつけば、就職後自分で仕事を振り返り次に活かすことができるようになると思います。

 

 

今回はそうした自分の振り返りに重点を置いて行いました。

SSTは月1回行っています。また来月報告します!

 

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就労移行支援・就労定着支援事業所ぷろろーぐ

 

ぷろろーぐでは精神障がいの方の就労のサポートをしています。

 

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは電話、ホームページの問い合わせフォームからお問い合わせください。

 

電話番号 078-797-5078

住所:神戸市須磨区飛松2-5-14

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