こんにちは!
神戸市須磨区板宿で就労移行支援事業をしている「ぷろろーぐ」です。
精神障がいをお持ちの方が就労に向けて日々訓練しています。
10月28日、11月25日に「心理教育プログラム」を行いました。
心理教育は病院やデイケアなどで行われるプログラムです。
病気についての勉強や、症状についての理解、対処などを学ぶプログラムです。
自身で病気の事に付いて勉強することで、治療に前向きになる効果があります。
ぷろろーぐの心理教育では、医療の専門家ではないので医療的な内容はあまりせず、グループワークを中心とした「病気のことについて語り合える場」としてプログラムをしています。
普段生活していたら、他の人の病気の話はなかなか聞くことができないと思います。
他の人の意見を聞き、自分が改めてどのように病気と関わり、どう思っているのかを見つめなおす時間になっています。
第1回は「病気について」をテーマに行いました。
前半の職員からの講義の際に伝えたのは「病気以外の自分を増やす」ということです。
ある研修で精神科病院の院長先生が「精神疾患のリハビリテーションで大事なことは病気以外の自分を増やし、病気のことを考える感じる時間を少なくすることだ」と話されていました。
今回はその意味について参加者に考えてもらいました。
自分にとって病気を忘れられる時間とはなんだろうか、1人1人意見が違い面白かったです。
そして後半はグループワークで「病気についてどう思っているか」「新たな人間関係を築く際に病気の事を話すか」など意見交流をしました。
第2回は「服薬と通院について」
前半で服薬と通院についての冊子を用いて、基本的な服薬の意味や注意事項を伝えました。
後半はグループワークで「服薬」「通院」についての意見交流をしました。
通院についての意見交流が面白く、みなさん主治医には「特別な感情」をお持ちなことがわかりました。
どちらの回の感想でも「病気について他の人と話す機会がなかったのでよかった」「他の人の病気の話を聞けてよかった」という声が聞けました。
もっとフラットに当たり前に病気の話ができる社会になればよいのになと思いました。
来月以降は「ストレス管理」「体調管理」などの話を心理教育でしていく予定です。
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就労移行支援・就労定着支援事業所ぷろろーぐ
ぷろろーぐでは精神障がいの方の就労のサポートをしています。
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電話番号 078-797-5078
住所:神戸市須磨区飛松2-5-14
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