こんにちは!
神戸市須磨区板宿で就労移行支援事業をしている「ぷろろーぐ」です。
精神障がいをお持ちの方が就労に向けて日々訓練しています。
5月26日の就労準備プログラムでは「SST」を行いました。
SSTはソーシャルスキルズトレーニングの略です。社会生活技能訓練とも言われます。
SSTは社会生活の中で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことです。
仕事をする上で大切な技能でもあります。
精神疾患や発達障害のあり/なしに関わらず、就労支援事業所や病院などで広く取り入れられている技法です。
練習したい場面をロールプレイで演じて、参加者から良かったところ/さらに良くなるところを教えてもらいます。そしてその練習した内容を今後の実生活の中で活かしていくプログラムになります。
ぷろろーぐのSSTでは「仕事」「家族」「生活」面での対人関係を主にテーマとして練習しています。
今回のSSTでは「会話を終わりたいとき ~聞かれたくないことを聞かれたときの答え方~」というテーマで行いました。
会話を終わらせたいときってどんなとき?と質問をすると大きく分けて2つのパターンがありました。
1つは疲れているときなど、1人になりたいと感じているとき
もう1つは嫌な会話の流れになってきたときです。
今回は2つの目の嫌な会話になってきて、その話題から離れたいときをテーマにしました。
そしてどんなことを聞かれると嫌かをあげてもらい、同僚から「年齢」「経歴」を聞かれたときの対応をロールプレイで練習しました。
ここで大事なのは、相手は本当にその情報が知りたいわけではなく、「会話のきっかけ」「共通点探し」「無言の空気に耐え切れず」などというケースが多いことです。
なのでごまかして答えてOKなんです!
笑いに変えてもいいし、聞き返してもいいし、愛想笑いでごまかしてもいいんです。
(今時年齢を聞くのはハラスメントになる場合もありますし・・・)
みなさん色々なごまかし方の技をお持ちで聞いていて面白かったです。
1つでも自分のレパートリーがあれば、嫌な質問も逃げられます。
僕の場合「何歳でしょう~」「色々してきましたよー」「内緒です~」などおどけていったりして難を逃れています。(笑)
会話は必ずしも真面目に正確に答える必要があるわけではないと覚えておきましょう!
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就労移行支援・就労定着支援事業所ぷろろーぐ
ぷろろーぐでは精神障がいの方の就労のサポートをしています。
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電話番号 078-797-5078
住所:神戸市須磨区飛松2-5-14
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